真の贅沢-ミネラル・ウォーターのシャワーを浴びる
 

インスブルックの水質は世界一
(『SERVUS/セアヴス/オーストリア情報誌』2003年5・6月号より)

その99%が湧水で賄われているインスブルックの水道は、専門家たちの間では「天然のミネラル・
ウォーター」と呼ばれています。この自然のままの非常に純粋な水は、雨が各戸の水道に供給されるまでの約20年もの間、山々に抱かれミネラル分を凝縮し浄化された、シャワーに使うにはちょっと贅沢すぎる貴重な水なのです。
 ノルトケッテ山脈より湧出するこの素晴らしい山の恵みは、公共水道施設が完備する以前から、人々の水源として利用されていました。チロル州都の公共水道局の起源は、1485年にとあるインスブルック市民がその所有地を通る水道管の敷設に同意した事に始まります。
 冬にはスノーボーダーやスキーヤーたちが思い切り滑りを満喫し、夏にはハイカーたちが景色を楽しむ山々の地層深くでは、水の化学的な作用が日々行われ、上質な水が作り出されています。地表に降った雨は土壌に染み込み、いくつもの地層を抜ける内に浄化され、ミネラルやその他の成分が
濃縮されていきます。この自然のプロセスは、平均摂氏4.5℃という比較的低温の環境下で、10年から20年もの歳月をかけて行われ、それからようやく深い地層から飲料水としての高い品質を備えて地表へ湧き出します。これらの湧水のほとんどは軟水で、私たちにとって優れた栄養素として寄与しています。

 15世紀に始まった公共給水では、このきわめて貴重な資源の開発に関して時代とともにさまざまな変遷がありました。当初は地表に湧き出す水を集めていましたが、今日では山腹に700メートルにも及ぶ深いトンネルを貫き、飲料水プラントへ汲み上げてから各家庭に供給しています。このシステムによる汲み上げ量は、季節によって異なりますが毎秒550リットルから1400リットルにも達します。この事実からも分かるように、インスブルックの公共水道は将来も豊かな給水を保証しています。
 町は豊かで良質な水源環境に恵まれてはいますが、その一方ではインスブルック大学衛生研究所の協力を得て、絶えず厳しい水質検査を行い、EUが指定する基準値に適合するための努力を重ねています。

 インスブルックで供給される水はすべて、専門家たちが「世界一の水」と認めた良質な飲料水です。各家庭では、この最高の水をシャワーやお風呂にも使用しているのです。しかし、無尽蔵と言われるほど豊かな水資源に恵まれたチロル州でも、この「山の宝」を大切にしようとする意識が近年高まってきました。
 その結果、いま人々はこの健康にとって重要な液体の有益な効果について、より深く関心を持つようになりました。なぜなら、人間にとって必須の栄養素を含んだこの貴重な水は、通常、ペットボトルに詰められたものを購入しなければならないのに対し、チロル州では蛇口をひねるだけでいつでも飲めるのです。しかも、まったく雑菌を含まず手も加えられず、カルシウムやマグネシウムなどの有益なミネラルを豊富に含んだ、「純自然」ブランドのこの優れたエネルギー飲料の恩恵を、人々が再認識しはじめたからです。

 人間の身体は、63%も水で構成されています。それゆえ、身体には充分な水分の補給が必要です。ちなみに、体重60キロの人は1日約2リットル、体重90キロの人は1日3リットル以上の水の補給が必要だと言われています。水はまた、治療特にホームセラピーによく利用されます。水を一息に飲むだけで、健康で純粋な自然の恵みが摂取できるほど良いことはない、とは思いませんか?第一、水を飲むだけなら、カロリー計算も必要ありませんよね・・・。あなたも、ぜひインスブルックで美味しい天然のミネラル・ウォーターを味わい、世界一贅沢なシャワーを浴びてみませんか?