チロルの主なハイキングコース
 

インスブルック

ー ツィルベンヴェーク Zirbenweg(しもふり松ルート)
ー ノルトケッテ・ハイキング
ー ノックシュピッツェ・ハイキング

ゼーフェルト

ー ゼーフェルダー・シュピッツェ・展望ハイキングコース

サンクトアントン

ー 「ブルーメンワンデルング」の代表的なコースの一例
ー ロザンナ渓谷ハイキング

レッヒ

ー ハイキングコース「ワルザー民族の足跡をたどって」

  インスブルック
 

インスブルックは2000m級、3000m級のアルプスの山に囲まれており、数多くのハイキングやトレッキングコースが存在しています。インスブルックを見渡せるコースやしもふり松ルート、そしてドイツの文豪ゲーテも歩いたノルトケッテに数多く存在する登山コース。初級のハイカーから上級のトレッカーまで楽しむことができます。

ツィルベンヴェーク Zirbenweg(しもふり松ルート)

標高2000mの高原を行く約7kmのハイキングコースはほとんどが平坦な道です。このコースでは樹齢数百年のしもふり松の森を通り、道を進めば進むほどしもふり松とハシバミの芳香が強くなります。しもふり松が高く評価されるのは、そのかぐわしい芳香だけではなく、家具材として優れた品質を持っているからです。チロルの民家の多くにはしもふり松の家具が置かれ、数十年にわたりその芳しい香りとともに快適な室内環境を作り出しています。
このハイキングコースでは眼前にはアルプスの雄大なパノラマが広がり、またイン渓谷を見渡すことができます。インスブルックからバスで約30分、トゥルフェスTulfesの村(923m)から2人乗りチェアリフトで標高2035mのトゥルファインアルムTulfeinalmへ上り、そこからしもふり松のハイキングがスタートします。トゥルファインアルムはすでに森の入口にあり、幅広い尾根や山の背など刻々と変化するエキサイティングな道が続きます。沿道にはシャクナゲやリンドウなど「アルプスの花」が咲き誇っています。
途中にあるアルプスの山小屋、ボッシュエーベン・ヒュッテBoschebenhuetteではチロルの郷土料理がお勧めです。昼食後、パッチャーコーフェルPatescherkofel山頂駅まで歩き、ゴンドラでインスブルックに近い小さなリゾート村イーグルスに戻ります。ここからインスブルックまでバスで約20分。

ご希望によってはこのしもふり松のハイキングを、イーグルスから始まるショートバージョンで楽しむことも可能です。詳しくは当ホームページの「自然・文化体験プログラム」の「インスブルック・アルプスを行くロマンチックな市電6番線」をご覧下さい。

徒歩時間:約4時間

ノルトケッテ・ハイキング

市街地の背後にそびえるノルトケッテ連峰を歩くハイキングコース。マリアテレジア通りからバスで”Nortpark”へ。目の前にフンガーブルグHungerburg駅があります。この駅から中腹のゼーグルーベ駅Seegrube(1905m)までゴンドラでわずか約10分。さらにゼーグルーベ駅からハーフェレカー駅Hafelekar(2260m)まで約5分です。そこから十字架の立つハーフェレカー山頂(2334m)まで徒歩約15分。
眼下にイン川の流れとインスブルックの市街が見え、その背後にパッチャーコーフェル、右手にブレンナー峠に続くヴィップタール谷、シュトゥーバイタールとそれを囲むアルプスの山々が見え、一番奥に氷河が見えます。山頂駅のレストランのすぐ左手の道を行き、ゼーグルーベ駅ヘ草付きの道ルート216・ルート1を下ります。 さらに山小屋ボーデンシュタインアルムBodensteinalm(1661m)まで下り、この可愛らしいヒュッテで昼食を取った後、ルート216・ルート1を下ると次第に森林地帯に入り、やがてフンガーブルグ駅(868m)につきます。疲れていればここから再びバスでインスブルックへ戻ることができ、体力次第ではさらにアルプス動物園Alpenzooまで下り、動物園を見学するのも良いでしょう。

徒歩時間:約3時間

ノックシュピッツェ・ハイキング

2度のインスブルック冬季オリンピックのアルペンスキー会場になったことで有名なアクサマー・リーツム。夏にはインスブルックから日帰りのハイキングが楽しめます。
インスブルック中央駅からバスに乗り、アクサマー・リーツムまで行きます。ビルギッツケプフルリフトBirgitzkoepflliftに乗り、標高2035m(ビルギッツケプフルヒュッテBirgitzkoepflhuette)までいっきに登ります。そこから右に進み、約15分かけてノックシュピッツェ Nockspitzeへの標識までハイマツの中を歩きます。さらに進むと日当たりのいい斜面にはエンツィアンなどの高山植物が咲き、目を楽しませてくれます。しばらくすると東側の視界が開けた広い尾根にでます。そこからは正面にゼルレスSerles(2717m)、シュトゥーバイアー・アルペンStubaier Alpenの山並み、そしてゼルレスの下にフルプメスFulpmesの村を眺めることができます。ノックシュピッツェの頂上に到達すると、そこは壮大なパノラマ。インスブルックとノルトケッテ連峰のすばらしい展望を楽しむことができます。
帰りは、同じ道を通ってビルギッツケプフルヒュッテに戻り、さらに30分ほどかけて、ルート22を通って、ビルギッツァーアルムまで下ります。ここの日当たり良好なテラスで、昼食をとるのも良いでしょう。ここから、アクサマー・リーツムまで約30分。途中に湧き水(クウェレ)などもあります。

徒歩時間:約4時間


インスブルックでのハイキングガイド

ハイキングの際、山や高山植物についての説明だけではなく、皆様の安全のためにも、現地のハイキングガイドを予約されることをお勧めします。
インスブルックでのハイキングガイドのご予約は当オフィスまでお問い合わせ下さい。

  ゼーフェルト
 

ゼーフェルトの周辺には数多くの湖、森、そして2000m級のアルプスの山々が存在することから、ハイキングのメッカとして知られてきました。湖の周辺を歩く簡単なウォーキングコースからハイキングコース、そして上級用トレッキングコースまで様々なバリエーションがあります。是非ゼーフェルトの自然を満喫してください。

ゼーフェルダー・シュピッツェ・展望ハイキングコース

まずケーブルカーで標高1760mの中間駅ロスヒュッテへ。アルプスの美しい景観を堪能した後、一気にゴンドラで標高2065mのゼーフェルダーヨッホへ上がります。ここからはチロルの山々を眺めながらの展望ハイキングが始まります。他の山に妨げられることのない360度の展望を独り占めでき、視界の良い日にはドイツ最高峰のツークシュピッツェ(2964m)に加え、約900k㎡に及ぶ国立公園「カーヴェンデル・ヴェッターシュタイン」をもはるかに望むことができます。コースは標高2220mのゼーフェルダー・シュピッツェへと続きます。森林限界を過ぎると、下界とは全く異なるユニークな植物が見られます。山頂で小休止、雄大なパノラマを心ゆくまで満喫してください。帰路は再び徒歩でゼーフェルダーヨッホへ、続いてゴンドラでロスヒュッテへ。ここで軽い食事と休憩。再びケーブルカーで高原へ戻ります。

徒歩時間:約2時間、ゼーフェルダーヨッホ~ロスヒュッテもゴンドラではなく歩いた場合追加で約45分。


ゼーフェルトでのハイキングガイド

ハイキングの際、山や高山植物についての説明だけではなく、皆様の安全のためにも、現地のハイキングガイドをご予約されことをお勧めします。
ゼーフェルトでのハイキングガイドのご予約は当オフィスまでお問い合わせ下さい。

  サンクト・アントン
 

アルプスの高山植物のお花畑を行く「ブルーメンワンデルング」
専門ガイドとともに可愛らしいカラフルな「主人公」を訪問しながら、高山植物、そして大自然に関する知識を深めましょう。このコースは花の咲く時期によって変わります。

代表的なコースの例

1・ゴンドラでガルツィック(2184m)に登りアーレンヴェーク経由でゼンヒュッテへ下るコース、又は 2)チェアリフトでガンペン(1846m)に登りゾンネンヴェーク経由でゼンヒュッテへと向かうコースです。どちらも高山植物の宝庫をめぐり、可愛らしい小さなお花を楽しめる、のんびりコースです。
色とりどりの花々は小さいのでお見逃しのないよう、その可憐さを皆様のアルバムへ収めてください。
昼食を頂くセンヒュッテはいかにもチロル風の山小屋で、オーナーのゼンさん親子は大の親日家。メニューも日本語があり安心です。食後、ミュールトーベルヴェークを散策しサンクト・アントンのスキー郷土博物館を経てサンクト・アントンの村へ帰ります。

徒歩時間は約3時間。昼食を含めて一日のんびり楽しむコースです。なおスキー博物館もぜひ訪れてください。ここには姉妹村の長野県野沢温泉コーナーがありサンクト・アントンがいっそう身近に感じられます。

周辺で見られる高山植物の種類

多種類のリンドウ, 約25種類のラン(クーゲルオーキッド、アツモリソウなど)、アルニカ, 多種類のアネモネ、シデシャジン、ミヤマコウゾリナ(全ヨーロッパでアールベルクに最も豊富に生息)、エゾスカシユリ、マルタゴン、ホタルブクロ、アルペンローゼ。アールベルク地方は、花の種類が多いことで知られていますが、開花期には絶え間なく次々と多様な花々が咲き誇ります。

ロザンナ渓谷ハイキング

松林に囲まれたロザンナ渓谷はフェアヴァル連山の中でも最も人気のあるハイキングコースです。ロザンナ川のせせらぎや小鳥の鳴き声が聞こえ土や木のにおいを感じる静かなコース。時折すれ違う人とは「グリュース・ゴット」(コンニチハ)と挨拶を交わすのもチロル風です。
「フェアヴァル・ヒュッテ」のすぐ裏には青い水をたたえるフェアヴァル湖がハイカーにいっそうの安らぎを与えてくれます。フェアヴァル・ヒュッテでは昼食を楽しみましょう。そして帰りのルートには野生動物のための餌付け場所もありますが、運が良ければノロジカやアカジカを目にすることも出来ます。

徒歩時間:約3時間30分位。

サンクトアントンでのハイキングガイド

ハイキングの際、山や高山植物についての説明だけではなく、皆様の安全のためにも、現地のハイキングガイドをご予約されることをお勧めします。
サンクトアントンでのハイキングガイドのご予約は当オフィスまでお問い合わせ下さい。

  レッヒ
 

レッヒは昔から中級,、上級のハイキングやトレッキングよりはウォーキングコースが豊富なことで知られています。最も有名なのは「ハーブの道・ウォーキングコース」。当ホームページの「自然・文化体験プログラム」でも既に紹介済みですが、ウォーキングのみではなく、ハーブオイル作りやマス釣り、植樹などを体験できるレッヒでも最も人気の高いプログラムです。
レッヒには他にも様々なウォーキングコースがありますので、その一部をここでご紹介いたします。

ハイキングコース「ワルザー民族の足跡をたどって」

かつてワルザー民族はヨーロッパ西部からアルプスの山中へ移動し、人里離れたレッヒの地に定住するようになりました。このハイキングコースでは、ワルザー民族の足跡をたどって、雄大なレッヒの自然とメルヘンの世界を歩きます。ゴンドラでオーバーレッヒに登ったところからハイキングスタートです。素晴らしいアルプスの景色を眺めながら北へ進んで行くと、カーホルンの滝に到着します。辺りには、素朴で美しい自然の中に農家やチャペルが立ち並び、まるで野外美術館のような美しい景観です。メルヘンを思わせる村の中をのんびりと歩きながらアルプスの山々を満喫してください。

プログラム内容:
レッヒ~オーバーレッヒ:約10分(ゴンドラ)
ハイキング、オーバーレッヒ~カーホルンの滝~レッヒ:約2時間半

所要時間:約3時間


レッヒでのハイキングガイド

ハイキングの際、山や高山植物についての説明だけではなく、皆様の安全のためにも、現地のハイキングガイドをご予約されることをお勧めいたします。

レッヒでのハイキングやゴンドラの運行時間に関する情報提供、及びハイキングガイドのご予約などは、レッヒ観光局の協力を得て、当チロル州観光局日本担当オフィスが行っております。