伝統行事
 

チロルの伝統行事

チロルの人々の素朴な生活が最も表れるのが、年間を通して行なわれる祭事や教会暦の祝祭日の時です。昔と変わらず守られてきた伝統文化の数々にはそれぞれ重要な意味が含まれており、チロル・アルプスの山岳生活において人々の素朴なメンタリティーを垣間見ることができます。キリスト教に対する厚い信仰、そして各村で広まった民族宗教からチロルの独特な文化がより伝わってくることでしょう。
チロルに訪れる際は、ぜひユニークな伝統行事を通してチロルの文化に触れてみてください。

チロルでは、祝祭日には各教会でミサが行なわれ、人々は家族とともにミサに出席、祝祭日は必ず家族と過ごすという慣わしがあります。また、長い伝統をもつ年間行事には、中世から現代に至るまでの農民層の生活習慣から伝えられてきたものが多くあります。ぜひ祝祭日と年間行事のスケジュールをチェックして、チロルの文化を体験してください。(オーストリア全体の祝祭日に関しては当ホームページ「基本情報」を参照してください。)

  チロルの主な行事
 

1月下旬~
3月上旬

謝肉祭 Fasching
冬に別れを告げ、春を迎えるためのパレードや舞踏会が各地で開催。世界的に有名なのは4年ごとに行われるイムストImstのシェーメンラウフ Schemenlauf。

3月~4月

復活祭直前の日曜日 枝の主日 Palmsonntag 花やリボンで飾った棕櫚やモミの枝を教会で清めてもらう。各地で開催。

5月1日

五月柱 Maibaum
5mほどの高さの白樺やもみの木を飾りつけて広場に立てる。各地で開催。

6月

聖体節行列 Fronleichnamsprozession
各地で開催。インスブルックではマリア・テレジア通りから旧市街を通り、大聖堂まで行列が続く。

9月15日頃~
10月上旬

アルムアプトリープ Almabtrieb
花で飾られた牛やヤギなどがカウベルを鳴らしながら行列を組んで山の牧場から村に戻ってくる。サンクトアントンでは動物達が町のメインストリートを通り、動物でいっぱいになる。

11月中旬~
クリスマス

クリスマスマーケット Christkindlmarkt
クリストキンドルマークトChristkindlmarktというクリスマスマーケット。各地で開催。インスブルックでは旧市街全体がロマンチックな雰囲気に包まれ、可愛いお店が沢山並ぶ。最も有名なクリスマスマーケット食べられる軽食はキアヘルKiachl 、という揚げパン。パウダーシュガーやジャムを付けたり、甘党ではない人は酢漬けのキャベツサウアークラウトSauerkrautを付けたり。夜になると必ず行列ができるとても人気の高い食事。是非お試しを!

12月5・6日

聖ニコラウスの行列
Nikolaus Umzug とドイツ語で言う。西洋版ナマハゲ。各地で開催。