オーストリア国内での移動
 

オーストリア国内の交通事情

オーストリアの国内の交通機関は飛行機、鉄道、バス、レンタカーなどがあり、これらの機関は、大都市から山岳地帯や小さな村々までをも網羅しています。

・空路

オーストリア国内の交通事情
オーストリア航空 Austrian Airlines( OS )が国内6都市間( ウィーン、インスブルック、ザルツブルク、グラーツ、リンツ、クラーゲンフルト )を運航しています。また、ウエルカム・エア Welcome Airは、インスブルックーグラーツ間を運航しています。

・鉄道

オーストリアの鉄道網のほとんどを、オーストリア国鉄 Oesterreichishe Bundesbahn( OEBB )が運営しています。

・列車の種類

列車には次のような表示がついています。
ICE = インターシティー・エクスプレス Inter City Express( 国内都市間特急 )
EC = ユーロシティー Euro City( ヨーロッパ国際特急 )
IC = インターシティー Inter City( 国内都市間急行 )
D = シュネルツーク Schnellzug( 急行 )
E = アイルツーク Eilzug( 準急 )
列車番号が数字だけの場合 = レギオナールツーク Regionalzug( 普通列車 )
オーストリア国内では、特急・急行の追加料金は必要ありません。

・切符の有効期限

片道切符:100km以内ー1日、101km以上ー1ヵ月有効
往復切符:100km以内ー1日、101km以上ー往復共に1ヶ月間有効

・座席の予約

座席・寝台車の予約は3ヵ月前から出発直前まで可能です( グループは除く )。長距離のオーストリア国内都市間特急のICE、ヨーロッパ国際特急のEC、そしてオーストリア国内都市間急行のICには2等、1等とも予約席エリアが設けられています。1等の予約は無料です。2等の予約料金は、1席3.49ユーロ、10人以上のグループは、オーストリア圏内の予約は無料になります。6人以上のグループは、オーストリア圏外の予約料金は1席0.73ユーロ。(R)=予約可能マーク。

!TIP!

構内の時刻表で発車時刻と発車ホームを確認し、列車の行き先を示すプレートでさらに確認してから乗ります。日本のように改札口はなく、切符の検札は列車内で行われます。構内のアナウンスや発車ベルはないので、遅れないように注意しましょう。
相席の場合は一言「イスト ヒア フライ?(空いていますか?)」と聞いてから座るのが礼儀です。ただし、予約席となっている場合(予約札が窓の上方に付いています。コンパートメントでは入り口に付いています)があるので、確かめてから座りましょう。
乗り降りでドアが手動の場合は、列車が停止してから自分でドアを開けます。

・バス

市街地と郊外を結ぶブンデスバスBundesbus( BB、古い名称でポストバス Postbusと呼ばれていました )は、国の隅々まで行きわたっています。ブンデスバスはポストバスと国鉄バスが合併したもので、正式名は連邦バスといわれます。バスターミナルは、ほとんどが国鉄駅前にあり、時刻表もここで確認できます。バスは黄色に赤いラインとポストのマークが入り、すべて4けたの数字で分類されています。乗車の際には、ドアの横にあるボタンを自分で押してください。(バス運転手は日本のように、ドアを開けてくれません。)バスに乗り込んだら、定期券以外の切符を入鋏機(Entwerter)に差込み、日付と時刻を刻印します。降車の際は、ドアについている白い降車ボタンを押し赤いランプがつけば、停車時に自動でドアが開きます。

!TIP!

切符は前もって自動販売機で買うか、乗車時に運転手から買います。大きな荷物は、バスの側面から荷物入れに入れます。荷物入れのドアが開いていなかったら、運転手に言って開けてもらいましょう。
ヨーロッパのバスでは、ほとんどの場合車内アナウンスはないので、自分で降りるバス停を確認する必要があります。不安な時は、運転手に降りたい場所を事前に伝えておけば、教えてくれます。

レンタカー・車

機動力があり、移動手段の運行時間帯や発着時間を気にせず、宿泊地へ移動する途中で自由に買い物をしたり自然を散策したり、時間を有効に使えるのがレンタカー・車の魅力です。
各主要都市の空港、ホテル、インフォメーション、レンタカー会社で扱っていますが、日本の旅行会社もしくは各レンタカー会社の窓口で事前に手続きを済ませておくとよいでしょう。利用資格は21歳以上、自国での免許取得から1年以上経っていて、国際免許証を所有していること。オーストリア国内で借りた車で、EU圏外(旧東欧など)へ乗り入れる場合は、特別な手続きを必要とするので事前に申告してください。規則はほかのヨーロッパ諸国とほぼ同じで、左ハンドル、右側通行。高速道路(アウトバーン)を利用する際には通行料金(ステッカー)が必要ですが、レンタカーの場合、フロントガラスにステッカーが貼られています。 尚、四輪車の運転手は警告ベストを車内に装備し、高速道路でパンク、故障、事故などで路上(パーキングは除く)に立つ場合、警告ベストを着用することが義務付けられました。警告ベストの不所持が発覚した場合は罰金が科せられますので、ご注意ください。