レッヒの自然の恵み・ハーブ
 

 レッヒに広がる雄大なアルプスの自然美。これほど絵画的な美しい山村は非常に稀です。周辺に広がるアルプスの大自然は、極めて変化に富んでいます。広大なアルプスの草原と、色鮮やかに咲き乱れる無数のハーブ。この多彩な自然の恵みをレッヒの人々は「自然薬局」と呼んでいます。それだけに、この草原にはあらゆる効力を秘めた様々なハーブが生息しています。ハーブの知恵は、古くから村人の健康を守るために僧侶らによって研究され、広められてきました。そして今なおレッヒに伝わるハーブの知恵は、次の世代に大切に伝えられています。レッヒの人々にとってハーブは生活に欠かすことのできないものです。まさに自然が生み出した恵みなのです。ここで一部ご紹介いたしましょう。

アルニカ Arnika
外用にのみ用いられます。(有害) 主に湿布に利用し、ハーブティーとする場合は、口内および喉のうがい用で、飲み込んではいけません。出血、打撲傷、治りにくい傷口などの治療に効果があります。
トウヤクリンドウGelber Enzian
根を使用したハーブティーとして食前に1カップ。食欲不振、胃腸障害に有効。

セイヨウノコギリソウ Schafsgarbe
草全体を用いたハーブティーとして1日3カップ。婦人病、胃腸、胆嚢、肝臓の障害に有効。胸焼け、食欲不振、胃炎にも効きます。
コケモモPreiselbeere
マーマレードまたはムースとして食前にティースプーンで1~2杯食用。食欲不振に有効。とりわけ子供によく効きます。

ブルーベリー Heidelbeere
乾燥させた実を用いてフルーツティーとして毎日数回小型カップで飲用。小児には大さじ3~5杯で下痢止めの効果があります。飲用して下痢に有効、うがい薬として口内、歯茎、扁桃腺の炎症に効果があります。

イラクサ Brennessel
ハーブティーとして1日3カップ。新陳代謝を促進、発刊作用があり、このため痛風やリュウマチの症状軽減を助け、造血作用もあります。鉄分不足、痛風、肝臓病、前立腺疾患や胆嚢疾患にも有効。脱毛症の場合は、イラクサの根で頭部の皮膚をマッサージ。

コゴメグサ Augentrost
ハーブティーとして1日2カップ。抵抗力を強め、とりわけ子供に効果的です。また湿布や眼の洗浄にも利用されます。慢性あるいは急性の目の炎症、目の充血、涙目などに有効。

アルケミラ Frauenmantel
ハーブティーとして飲用の他、うがい薬にもなります。生理出血や更年期障害に有効。下痢を伴う胃腸障害にも効果があります。口内から喉の炎症にはうがい薬として利用。