レッヒの歴史
 


先史・古代

先史時代  レッヒが初めて歴史に登場するのは、1059年ハインリッヒ4世がアウクスブルグの司教にヴィダーシュタイン周辺の土地を贈ったことが始まりです。しかし、青銅器時代の発掘品などによって既に先史時代からレッヒには人が行き来していたと推測されています。

中世
1400年  レッヒの地にスイスのワリス地方から来たワルザー民族が定住します。レッヒは「リッカ」つまり「岩の水」という名前から由来しています。

近代・現代
1895年~900年  初めて山間部に細い道が完成します。この時代の主な産業は牧畜を中心とした乳業でした。冬の唯一の道路も雪で埋もれ、切り立った山々と深い谷底で厳しい生活を強いられていた人々は、次々とレッヒを去って行きます。その後、さらなる道路建設によってようやく観光名所として注目を浴びるようになります。
1906年  ビクター・ゾームによって初めてレッヒでスキー教室が開かれます。
1920年~1930年代  レッヒ・スキーエリア拡大。1923年グループでスキーを習える場所ができ、1925年レッヒにスキー学校が完成。次々とリフトが完成され、小さな農民の村レッヒから世界的に有名なスキーリゾート地へと変貌を遂げます。 この頃からイギリス王家やオランダ王家の一族が、レッヒで休暇を過ごすようになります。
第二次世界大戦後  戦争中は観光地としての全ての機能が停止してしまいます。しかし、戦後の住民の努力により、スキー産業が拡大され、海外との交流も徐々に再開されます。
2003年   「オーストリアで最も美しいお花の村」に選ばれます。
2004年   ヨーロッパで由緒あるコンテスト『アンタント・フローラル』で金賞を獲得、「ヨーロッパで最も美しい村」の称号を得ます。
現在  レッヒは夏はウォーキング、冬はスキーを楽しめる高級リゾート地として発展し、ヨーロッパ各国の王侯貴族、VIP、ハリウッド・スターが訪れる場所として栄えています。「アルプスの真珠」と呼ぶに相応しい美しいリゾート地として、高い人気を誇っています。

【この街から誕生した主なスキー選手】
オリンピック選手や世界選手権で優秀な成績を修めたレッヒ出身の選手が多数います。
トルーデ・ヨハイム・バイザー選手、オトマー・シュナイダー選手、マーティン・シュトロルツ選手、エゴン・ツィンマーマン選手、
ゲルンハルト・ネンニング選手、マリアンネ・セーン選手、エーディト・ツィマーマン選手、パトリック・オルトリーブ選手など。